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ペン字練習におすすめのノートはこれ!習熟度別に選んで効率よく美文字に!

こんにちは。穂です。

ペン字練習って、実はとっても手軽に始められる趣味なんです。なぜなら、準備するものが「お手本・ノート(紙)・ペン」の3つだけだから!必要なものがこれだけ少なくて、しかも一つ一つが安価なのでとっても始めやすいですよね。

 

今日はそのペン字道具の一つ「ノート」のおすすめを紹介したいと思います。一口にノートと言ってもサイズ・紙質・デザイン・罫線など色々な種類があります。ですが、どのようなノートでも練習は可能です。インクが乗る紙であれば何でもいいんです。すでにお気に入りノートがある場合は、それを使ってもらえばOKです!

 

まだ使いやすいノートが見つかっていなかったり、これからペン字練習を始めるために道具をそろえようと考えている人は、ぜひ読んでいってくださいね。硬筆練習にピッタリのノートをお教えします。

あなたの習熟度やどんな練習の仕方をしたいかによっておすすめが変わるので、ご自身の練習スタイルを想像しながら選んでもらえたらと思います。


 

【初級】1文字1文字しっかり練習したい人は「マス目」タイプ!

・「ジャポニカ学習帳 こくご 10マス(十字補助線入り)」

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お馴染みのジャポニカ学習帳です。小学生のときに使っていた、またはお子さんが今現在使っているという方は多いのではないでしょうか。

 

まずは1文字ずつ練習したい!という方には、こちらのマス目が10マスあるタイプをおすすめします。このノートは1マスの一辺が21mm(約2cm)で大きめなので、お手本を確認しながら一画一画ていねいに書くことができます。お手本通りにトメやハネを書いたり、直線や曲線を再現するには、ある程度の大きさがあるものが望ましいです。

 

大きい字に慣れてきて、もう少し小さい字で練習したい方は、15マスのものでも大丈夫ですよ。こちらは1辺が15mmです。

紙質は、一般的なコピー用紙と比べて厚みがあります。そのためボールペンで書いても裏写りしませんし、もちろん鉛筆でも書きやすいです。さすが長年愛されてきたメーカーですね。

 

注意していただきたいのが、おすすめしているのは「漢字練習帳(かんじれんしゅうちょう)」ではなく「国語(こくご)」のノートということです。「漢字練習帳」にはふりがなの欄が印刷されていますが、「国語」の方にはありません。字を書く練習が目的で、漢字にふりがなを振って読み方を覚えるという使い方はほとんどしないので、ふりがな欄は必要ありません。従って「国語」のノートを選ぶことをおすすめします。

▶︎ショウワノート ジャポニカ学習帳 国語 10マス 十字補助線入り JL-8

 

・(可愛さ重視なら!)「キョクトウ かんがえる学習帳 こくご10マス」

ジャポニカ学習帳のデメリットをあえて挙げるとしたら、デザインがやや地味ということでしょうか。そのシンプルさが好まれる場合もあると思いますが、可愛いノートじゃないとテンションが上がらない!という方は、ウサちゃん柄のものがいいかもしれません。同じ10マスのこくごノートで、十字リーダーも印字されています。

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【初級〜中級】熟語や文章も練習したい人は「方眼」タイプ!

・「マルマン ニーモシネ A5 方眼罫」

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ヨドバシカメラの文房具コーナーで一目惚れしたリングノートです。

中身は5mmの方眼用紙になっていて、漢字の練習をしたり、文章を書いたりなど使い方は自由自在です。1文字1文字の練習だけでなく、単語や文章まで幅広く練習したいという方におすすめします。

 

方眼ノートは色々なものが売っていますが、横向きのものってなかなか見たことなくて惹かれました。そんなの90°左に回転させれば縦型のノートと変わらないじゃないか!と思うかもしれませんが、ちゃんと上部のタイトルやNo.を書き込める部分が横仕様になっています。

 

すべてのページにミシン目が付いていて、切り離し可能なところも魅力的です。今日はどうしても上手く書けなくて、ノートに残しておきたくない!なんてことは私自身よくあるのですが(笑)、そのページだけ取り外せるのでなかなか便利です。普通のノートならカッターで切ったり手で強引に引き裂いたりするか、そのまま残しておくしかないですからね。

 

でもリングノートって、金具の部分が手に当たってとっても書きづらいという大きな問題点がありますよね。その点で敬遠している方もいると思います。ですがこのニーモシネは、方眼が印刷されているのは片面のみで裏面は白紙になっています。片面しか使うことを想定されていないのです!(たぶん。)

書きやすい方、段差にならない方のページ(このノートでは下側)だけを使えるようになっています。

 

あとはノートで字の練習をするときって、残りページがたくさんあるときに手と机とに微妙な段差ができて書きづらかったりすると思います。これの対処法として、私は使うページ1枚だけを残してあとのページはくるっと反対側に回しています。こうすることでフラットになり、紙ペラに書いているのと同じ感覚で練習することができますよ。

 

紙質が良く綺麗なホワイトなので、書いた字をちょっと綺麗に見せてくれる効果もあります。黒の表紙に同じく黒のリングというところも高級感があってオシャレですよね。特別に気合を入れるときのノートにおすすめです。

▶︎マルマン ノート ニーモシネ A5 方眼罫 N182A

 

・(切り離しタイプ)「オキナ プロジェクトペーパー B5 方眼罫」

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ニーモシネと同じ方眼罫で、ノートではないペラ紙タイプです。

切り離した紙はバラバラになってしまうので使う人を選ぶかもしれません。紙の保管が不要で、ひたすら好きな文字や文章を書いて書いて書きまくりたい人におすすめです。

 

私はとっても愛用していて、普段の文章の練習に使ったり、お手本を作ったり、TikTokのライブ配信で使ったりと、色々な場面で活躍してくれています。

▶︎オキナ プロジェクトペーパー B5 5ミリ方眼罫 100枚 PPB55S

 

【これはやめた方がいいかも】普通の大学ノート

おすすめのノートや用紙を紹介してきましたが、反対にこれは練習に向かないなと感じているノートもあります。それは普通の大学ノートです。横の罫線がたくさん入っていて線の間は6mmとか7mmだったりする、お馴染みのアレです。ノートといえばこれという感じで、学生時代はとってもお世話になりましたし、今も使うことは度々あります。

 

ですが、この7mm前後の間隔がペン字練習にはちょっと不向きかなと思っています。間隔が狭いため1文字1文字が小さくなってしまい、美文字の基本であるトメやハネを表現することが難しいからです。

 

以上、私の経験をもとにおすすめのノートを紹介してきました。

使うノートによってモチベーションが高まったり、練習効率が上がることもありますよ。気になるものがあったらぜひ使ってみてくださいね。

 

ペン字練習帳を出版しています。

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